ウーズン(呉尊)はブルネイ出身、台湾を拠点に活動する人気俳優で、2005年 4人組ボーイズグループ "飛輪海" の結成後、歌にドラマ、台湾観光イメージキャラクターとして活躍した。現在はグループを離れ、俳優業に専念している。
アジアエンタメサイトeじゃんでは、4月29日 東京・品川ステラボールで行われた昼公演のレポートをお届けします。
イベントオープニング、「日本のみなさんこんにちは~」と元気に登場したウーズン。「元気ですか?ごはん食べましたか?」と、まずは日本語であいさつ。会場全体を見渡すと「見慣れた顔もたくさんいらっしゃって大変嬉しいですね。そして新しい顔もたくさん!嬉しいです」とコメントした。
相変わらず忙しい日々を送っていたそうだが、自身が出演した香港映画のプロモーション、経営するジムの10周年記念イベントなどが一段落し、リラックスした気分で日本に来れたとのこと。
前日の名古屋公演終了後すぐに東京に移動したということで、その移動の車中では 天むす を食べたことを明かした。「食べるのが大好きなウーズンさん、昨夜遅い時間に炭水化物を取っていませんか?」とさっそくMCのユミさんから質問されると、「後ほどお話しますね~」と笑いながら答えた。
中でも特に目を引いたのは、日本のバスや地下鉄の車中で撮影された写真だ。 「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件」の撮影で日本滞在中に撮ったもだのそうで「バスや地下鉄に乗って日本文化をより理解することができた」と話した。
続いてのコーナー『探偵ZONE』では、探偵の服に着替えたウーズンが再登場!質問に対してウーズンがどう思うかをファンがAかBかで答えていく、勝ち残り形式のクイズが行われた。
"ウーズンは女性に家で化粧をしていて欲しい?スッピンでも構わない?" といった質問や、 "周さん(通訳)にはいつも眼鏡でいてほしい?コンタクトに変えてほしい?" "ケルビン(飛輪海)が待ち合わせに遅刻したら、すぐに帰る?来るまで待ってお説教する?" など、通訳を務める周さんにちなんだ質問や、飛輪海メンバーにちなんだ質問までもが飛び出し、会場は終始笑いに包まれた。
さらに、クイズに勝ち残ったファン4名には、ウーズンとのツーショット撮影がプレゼントされ、ウーズン自らファンに帽子や眼鏡を着けてあげるなんとも羨ましい場面もあった。
その後、会場のファンひとりひとりとハイタッチをかわしたウーズンは、「皆さんの手からすごいパワーを貰った気がします。普段会う機会が少ないので、こうやってお会いしてハイタッチをして、古い友達に会ったような特別な気分になりました」と感激した様子でコメントした。
そして、イベントの最後は日本語で書いた手紙を読み上げ、感謝の気持ちをファンに伝えた。
「今日は楽しんでくれましたか?ぼくはとても楽しかったです。たのしい時間はとても早いです。こうして毎年日本のみなさん会える事は、本当に幸せな事です。ずっと応援してくれている人も最近ファンになってくれた人も、今日は本当にありがとう。また来年も一緒に素敵な思い出を作りましょう。みんな最高です!」
今年は、名古屋、東京の2都市で計4公演開催された来日ファンミーティング。ウーズンは、ずっと応援してくれているファンとの久しぶりの再会、 そして新しいファンとの交流を楽しみ、新しいファンにとっても、俳優での姿とは違ったウーズンの魅力が堪能できたイベントとなったようだ。
続いて、イベント終了後、別室にて行われた囲み取材のレポートをお届けします。
Q: 昨日初めて名古屋でファンミーシングを開催されましたが、ウーズンさんが気に入った名古屋グルメを教えて下さい。
ー「名古屋には夜遅くに着き、ひつまぶしときしめんを食べました。きしめんは初めて食べましたがとても美味しかったです。夜遅くでしたが食べたかいがありました」
Q:名古屋の印象は?
ー「滞在は1日足らずでしたが、非常に天気がよく空気もよかったです」
Q:「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件」の放送終了後初の来日となりましたが、ドラマの反響や以前との違いを直接感じることはありましたか?
ー「このテレビドラマに出演して本当によかったと思っています。今までと違う経験をして、達成感を感じることができました。ネットでの反響には自分でもびっくりしました。日本にはたくさんのファンがいていつも応援して下さいますが、やっと日本のテレビドラマに出演することができて本当によかったです。今後もこういう機会があればいいと思いますが、近い将来の作品については話し合いを進めているところなのでまだ分かりません」
Q:共演してみたい人はいますか?
ー「木村拓哉さんです。彼が出演した「プライド」という作品を見た事がありますが、僕自身もスポーツが大好きですし、その作品の彼がとても印象深かったです。機会があればですが、ぜひ共演してみたいです。日本の制作チームはとてもプロフェッショナルなので役者としてとても安心します」
Q:「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件」は台湾でもすぐに放送されましたが、周りの方の反応はどうでしたか?
ー「周りというとファンになるので、いい事ばかり言ってくださいますね(笑)このドラマに出演できたことは本当によかったと思っています。日本・台湾・韓国・香港のみなさんと一緒に仕事をしていい経験になりました。それぞれが異なる文化的背景を持っているので、とてもいい交流になったと思います」
Q:台湾でアクション映画『忠烈楊家将』が上映されていますが、イーキン・チェンさんやヴィック・チョウさんと共演して学んだ事はありますか?
ー「一緒に撮影した役者の多くは、僕にとって先輩の方達でしたので、皆さんからいろんなことを学びました。中でも役作りについては、皆さん本当に一生懸命に準備していて凄くよかったです」
Q:その撮影で一番大変だった事は?
ー「一番大変だったのは現場の環境でした。大きな場面を撮影するときは本当に大変ですが、完成したものを見ると感激します」
Q:ファンミーティングの最後に日本語で手紙を読み上げましたが、今後もっと日本語を勉強する予定や計画はありますか?
ー「前も本を買って少しかじったことはあるのですが…「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件」に出演した時も現場でたくさんの日本語を単語を学びましたが、あまり喋る機会がないのですぐに忘れてしまいます。今後きちんと勉強するのであれば、日本にずっと住んで日本人の彼女を作るしかないなと思います(笑)今は台湾、ブルネイを行き来しているのでなかなか実現できませんね」
Q:現在の夢は?
ー「たくさんあります。なんでもやりたいですが、一歩一歩実現に向けて進んでいきたいです。今はとにかく毎日を大事にしたいです。充実した毎日を送る事がその中の一つです」
Q:役者に専念したいというのは今も変わりませんか?
ー「はい、これも僕の夢の一つですね」
写真提供 ASC
フーロン・ジャパン公式サイト:http://www.fulong.jp/
ウーズン日本公式サイト: http://www.asiastarclub.jp/chunzone/