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昨年8月に入隊し、今年7月16日に除隊。除隊後すぐに開催された台湾でのファンミーティングに続き、 8月24日には東京都内で『元暢和楽会~おかえり♡~』を開催した。
イ・ダヘと共演したドラマ「ラブ・アクチュアリー~君と僕の恋レシピ~」のDVD発売が決定、アイビー・チェン、ジェリー・イェン、ミシェル・チェンと共に自身としては映画初主演となる『花様~ たゆたう想い~』の日本公開を間近に控えているジョセフ。今回の来日には 除隊を待ちわびていた多 くのファンが駆けつけ再始動を祝福した。
<ファンミーティグ『元暢和楽会~おかえり♡~』イベントレポート>
イベントオープニング、客席後方から登場したジョセフは盛大な拍手で迎えられステージ上へ。大きく息を吸い込むと「ぼくはジョセフです。超おひさしぶりです!」と日本語で元気よくあいさつした。
まずは空港で多くのファンに迎えられた事について触れられると、「 "迎えにきてくれた"という感じでファンの熱気を感じた」とし「1人ずつの名前までは覚えていませんが、みなさんの顔はよく覚えていますよ」と嬉しそうに話した。さらに、イベント当日の朝に撮影された寝起き姿が映し出されるとファンは大興奮。「裸で寝てなくてよかった (笑)」と照れ笑いし「イベントの事を考えてよく眠れな かったんです」とコメントした。
<ちょっと教えてジョセフさん>と題したトークコーナーでは、写真や映像と共に入隊中のエピソードや入隊後の心境の変化について語った。
入隊中は芸能活動をしている時より考える時間がたっぷりあり、デビューしてからの10年間を振り返 るいい時間になったとのこと。日本でいう海上保安庁のようなチームに所属、普段からトレーニング をしていたので訓練は辛くはなかったそう。入隊中にやっていたという腕立て伏せを楽々と披露した。
また、入隊前に撮り下ろしたドキュメンタリームービー「26375 ~Winding Road~」を見て過去の日々を振り返ったというジョセフ。時の流れの速さに驚いたのと同時に、今あるものをどう大事にしていくか、そして将来についてどう頑張っていくかを考えるようになったという。
除隊後に訪れたタイでの写真も公開。たくさんのタイ料理に囲まれ幸せそうな姿に「旅行というより 修行の旅です」と言うジョセフ。司会者から「とても修行しているようには見えませんよ(笑)」と つっこみが入ると「レストランを経営しているのでシェフを連れて行きました」と説明していた。
続いて、映画『花様』の日本版予告編映像を本人と一緒に見るという貴重な場面も。映画初主演と なった本作について「特別な想いがあった」とし、役作りに関しては「今まで自身が持っていたもの をいったん全て壊しゼロがら作り上げたキャラクター」と説明した。自分に持っていないキャラクターを演じる事に苦悩と喜びを感じたようだ。迫力ある映像に思わず本人もスクリーンに釘付け。「映像がきれいで吸い込まれる」と感激していた。
さらに「次のお仕事は台湾でのドラマです!皆さんご存知の『イタズラなKiss~惡作劇之吻~』シリーズの監督さんで、僕の為 に脚本を書いて下さったんです」と嬉しい報告も。キャストや詳しい情報は語られなかったものの最 強タッグの復活ともありファンにはとても嬉しいニュースとなった。
イベント中盤では、ファン参加型のゲームコーナーが設けられ大盛り上がり。クイズバトルでは、ファンなら知ってる基本的な問題から <今回の来日で1番始めに食べたものは?(答え:焼き肉)> <本 日の私服の色は?(答え:黒)> など勘が必要な問題まで飛び出した。ダンスバトルでは会場が6チームに分かれてダンスの振りを覚えて競い合った。各ゲームを勝ち抜いたファンには、ジョセフがその場 で似顔絵を描くプレゼントやサイン入り生写真などが贈られた。さらに、抽選で選ばれたファンに ジョセフが直接電話をかけるという驚きの企画まで。その場で電話を受けた幸運なファンは、ステージ上で公開プロポーズまで受け大興奮!膝まづいて、手をつなぎ、愛の言葉を伝えるジョセフ流の理想のプロポーズが再現された。
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最後はファンへの感謝の気持ちを綴った手紙を朗読。「どれほどの長い距離をこえなければいけなかったとしても、皆さんは僕の記憶と心の中にずっといます。未来に向かって一緒に歩いて行きま しょう」と日本語で丁寧に読み上げると、なんとここでファン側からもサプライズプレゼントが。会場のファン全員が「おかえり」と書かれたボードを一斉に掲げるとジョセフは「おおー!!」と声をあげて驚き「鳥肌が立ちました!」と大感激した。
最後はファンと一緒に記念撮影。 イベント終了後はサイン会とマスコミ対象の囲み会見を行った。
<囲み会見 質疑応答>
Q. ファンミーティングの感想をお願いします。
すごく感動しました。まだ頭の中にさっきのサプライズの光景が浮かんでいます。手紙を読み終わっ て視線を上げると「おかえり」のボードが... 印象的でしたね。ファンのみなさんが楽しく笑顔で帰れ るようにと思っていましたが、僕のほうが感動させられました。
Q. 兵役を終えましたが、今後の目標は?
目標はたくさんありますが、まずは『イタズラなKiss~惡作劇之吻~』シリーズの監督とのドラマに力を入れたいですね。自分に合わせて脚本を書いてもらえる機会はなかなかないので楽しみです。
レストラン経営のこともありますが、会社に入ってきた新人俳優が年内に良い成果を残せるといいな と思っています。あと、実は舞台の脚本も書いていてるのでいつか具体化できるといいです。
今年は自分に対していい成績表を出すつもりです。その成績表はファンに見せるものというより自分 に見せるものです。もちろんファンの皆さんはその成績の中に入っていますので「これからも一緒にがんばりましょう!(日本語で)」
Q. 兵役は、俳優ジョセフ・チェンにどんな影響を与えましたか?
僕は元々せっかちな性格で、言い間違えたり、決断を失敗したり... でも今はゆっくり考えてから行動するようになりました。それが兵役で得た1番の成果だと思います。
Q. 新作ドラマについて教えてください。女優さんは決まりましたか?
ホラーです!冗談です...(笑)。でも、僕にとって恐ろしいものという意味では本当です。監督はジョ セフを破壊して新たに作り上げるとおっしゃっていますが、徹底的に破壊されたら... 今思い出すとま た恐くなってきました(笑)。でも楽しみのほうが大きいですね。女優さんはまだ言えません。みなさんが満足できる人になるはずですよ。
Q.今後は映画出演を増やしていく予定ですか?
ドラマと映画の区別はなく、良い脚本であれば、映画でもドラマでもやりたいです。
Q. 舞台の脚本を書いてるということですが、どんな内容ですか?きっかけは?
物心ついた頃から人間観察が大好きで、自分の経験や観察した人のこと、友達から聞いた話などに想 像を加えていろんな種類の脚本をたくさん書いています。その中のどれから具体化することになるか はわかりませんが、僕が1番関心を持っているのが、社会の中で弱い立場の人たちをテーマにしたものです。
Q.今回のイベントの仕切りが見事でしたが、脚本を飛び越えて監督をやってみたいという希望はありますか?
ドキュメンタリームービー「26375~Winding Road~」には特典映像があって、それは自分で企画、撮影、役者、編集までしました。先月、台湾で反核をテーマにした短編映画も発表しました。そちらは 出演はしていませんが、脚本を書いて監督をやらせてもらいました。この2つを経験して、監督になる にはもっと経験を積まないといけないと感じました。以前、台湾で「5年以内は監督をやりません」と 言いましたが「3年以内」に訂正しておきます。
『花様~たゆたう想い~』
10月26日シネマート六本木、11月16日シネマート心斎橋にてロードショー
公式サイト http://kayou-movie.com/ritzw.net
「ラブ・アクチュアリー~君と僕の恋レシピ~」2014年初旬DVDリリース決定!
公式サイト http://kandera.jp/sp/loveactually/
◆ジョセフ・チェン日本公式サイト http://joesfamily.jp
◆ジョセフ・チェン公式モバイルサイト http://ritzw.net