台湾の人気グループ飛輪海のメンバーで、歌手、俳優として活躍するジロー(汪東城)が 2日、初の来日コンサート「JIRO WANG FIRST CONCERT 2013 IN TOKYO 」を開催した。
学生時代からバンド活動をしていたジローは、飛輪海としてのアイドルの姿とは違うロックアーティストの一面を持つ。今回はファン待望のコンサート開催ということで、大阪公演に続いて行われた東京公演では、昼と夜の2公演行われた。
オープニング、ロボットをイメージさせるようなパワーショルダーの衣装で登場したジローは自身のナンバー『你在等什麼』で会場のファンを総立ちにさせた。
「皆さんこんにちは、ぼくはロックのジローです！」と、
まずは日本語で挨拶。「じつは 皆さんが並んでいるところをこっそり見ました。ちゃんとご飯を食べたか心配です。ぼくを食べたいですか?」と衣装をずらし肩を見せるサービスも。
高校時代、共にロックミュージックができる仲間に出会い、父親の病気で落ちこんでいたときも常にに支えられたという。素敵な仲間とロックミュージックに出会えたことでステージに立ち、ストレスを発散できるようになったとし、ステージで歌うときはいつも父 親に見守られているような気がすると語った。さらにこの後、高校時代のバンド仲間であ る DCW(東城衛) のステージが用意され、日本での初ステージを大いに盛り上げた。
続いて、ジローのインタビューの様子がスクリーンに流され、現在台湾で放送中の台湾版 『美男<イケメン>ですね~Fabulous★ Boys』のエピソードも明かした。ファン・テギョ ンになりきるため、プライベートでの会話を制限したという。役作りに専念したこともあ り、役者としてのジローが大きく成長した作品となったようだ。
コンサート終盤には自身が影響を受けた曲として、L'Arc~ en~Cielの『HONEY』や、藤井フミヤの『TRUE LOVE』、 アンコール曲には、LUNA SEAの「I FOR YOU」を熱唱した。
最後は、「日本でコンサートができると分かってから毎日緊張していました。自分が最も好きな曲、自分のアルバム曲、自分のベストな曲を捧げたいと思ってきました。」「いつも応援してくれてありがとう。この時間を一緒に過ごせた事をずっと覚えていて下さい。皆さんがいつもぼくを応援してくれるのは本当の愛だと感じています。」と感謝の気持ちを伝え、飛輪海のナンバー『只對你有感覺』を歌いステージを後にした。
「JIRO WANG FIRST CONCERT 2013 IN TOKYO 」セットリスト
1:你在等什麼
2:FEEL ME
3:我們的劇本
4:我應該去愛你
5:這裡沒有天使
6:假裝我們沒愛過
7:替我
8:像你
9:WAKE ME UP(東城衛)
10:最後的光景(東城衛)
11:夠愛(東城衛)
12:約定
13:一生守候
14:半個人
15:相信嗎
16:HONEY(L'Arc~en~Ciel)
17:THIS LOVE(MAROON 5)
18:TRUE LOVE(藤井フミヤ)
~アンコール~
19:I FOR YOU(LUNA SEA)
20:只對你有感覺
※写真提供 ASC
※ジロー日本公式サイト: http://www.asiastarclub.jp/jiro/
